イチロー選手と青木選手の天才バッターの違い

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イチローは自分を常に高め続け、記録を塗り替えてもなお、野球を次のステージに更に高め、
自らの上昇志向を高く課して挑む侍のように思います。

勿論、不振の場合もイチローは、スランプ脱出を試み、考えながら試行錯誤を試していますし、他の選手以上の、目に見えない努力はしているから一層応援したくなります。

多くの観衆も、イチローが、あくなき探求を続けて毎年記録を更新してる姿を見守るのが快いのですね。技術は言うまでもなく、天才バッターの一人でもあるので、自らの克服と気づきで、

監督も指導できないくらいイチロー独自の調整法でバッティングの可能性を探り、精神面含め、どう実戦でうまく克服できるがが鍵にもなります。

2009年2月25日の強化試合以降、16打席連続無安打で苦しんでいた時、イチローにしては考えられない記録で、イチローの打席1点に観客の視線が集中し注目されているかを察しているがゆえに、打席に入ってもプレッシャーと相まってバットコントロールにズレが出てしまっているのではないでしょうか。

上体打ちや手打ちが目立ち、腰と上体がうまく使われていないように思います。
またも、恐れ多くも勝手にアドバイスを贈るとするならば、次の2点だけを試してみるといいのではないでしょうか。

1.もっとリラックスして、楽しみながら、
観客の目を一切気にせずにティーバッティングフリーバッティングのつもりで、
気軽に打席に立ってみてみること・・

フリーバッティング感覚で、これが結構大事です。全体のスランプの7割程度占めていそうです。まわりを取り巻く独特の雰囲気と観客目線を感じないことや威圧的に受けるプレッシャー、精神面の克服とバットの微妙な握りを含めた感覚を戻すためにも。

2.現在、大リーグのブルワーズに所属する
(当時は、元ヤクルト)の青木選手に注目して、バッティングを参考にしてみてはいかがでしょうか。全打席、ビデオ・DVDを見て参考になることも多いように思えます。

青木選手もコンスタントに打つ、数少ない天才バッターの一人とも言えるかもしれません。
同時に、青木選手のスランプのビデオ・DVDも何らかの好不調のギャプのヒントになるかもしれません。

その青木選手ですら、恐らくいくつかの点でイチロー選手を超える記録を作ることができるかもしれませんが、前人未到のイチロー選手の記録の大半を塗り替えることは到達不可能のように思えます。

ただ、青木選手の持っているセンスや技術力は相当なもので、進化し続けるように思います。
その青木選手は、念願の大リーグ、ブルワーズに所属して、これまで代打など控えながらも実績を出していましたがついに、2012年4月20日初のスタメンで起用され活躍しました。

なんと、ランニングホームランです。青木選手らしいバッティングですね。これまで、控え選手としてゲームに出場していましたが「控えだとしても、絶対腐らない」と本人も言っていましたが
精神面でも相当の覚悟とタフさを感じます。野性味を兼ね備えているのでしょうか。

このあたりが、イチローとは違う感性を持っているかもしれません。確実に実践、実績を積み重ねていった成果がスタメン起用となったわけです。そのランニングホームランをビデオの再現で観れました。

イチローとは違う、青木らしいバッティングです。
http://mlb.mlb.com/video/play.jsp?content_id=20781497

次第に青木選手の実力を発揮していくように思います。
一方、イチロー選手の存在はファンならずとも、大きな期待を寄せているわけですが、それをイチロー選手が最も感じていることでもあります。

2011年5月も、スランプに入り、上体とバットがバラバラになり、どのように打っても、芯から外れて飛ばずに打率も2割を切りそうになり不振に陥りました。

連日休養をもらったカタチで、ベンチ入りし、6月半ばに入り、マルチヒットが連続して出て、
ようやく本来のイチローになり復調してきました。

一見、連続記録更新の200本安打を考えてはいない様子ではありますが、実際の気持ちとしては、逆算しての200安打クリアを視野に入れて奮闘も大いにあるのではないかと想像します。

5月のペースでは、200安打に到達しないわけですから、より集中力をこれまで以上につけて、到達への軌跡を冷静に計算しているはずです。精神面も大いに関係するところでしょうし。

同時に、外見からは見えない肉体に何らかの負担や異変が起きている可能性もあるかもしれません。精神面や微妙なバットコントロールと繊細で僅かな握りの感覚の違いで、スランプへと突入します。WBCしかり。2011年に200安打が達成できるかどうかは、(結果は、200安打到達できませんでしたね)

イチローの天才打者としてどう対応していくかが興味深いところでもありました。数字を見る限りでは前人未到の記録づくしであり得ない領域に入っている中、急上昇カーブを描く右肩上がりの打率に期待しています。

そして、2012年、川崎も入団して、現在、3番をまかされていますが今シーズンどう力量を発揮するか楽しみですね。(後に、名門ニューヨーク・ヤンキースに電撃移籍。)

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